見送る者 詩 X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2025.06.04 崩れる音は とても静かだったまるで 誰かの寝息のように石が 記憶を手放していく わたしは 立っていた助けることも すがることもせずただ 終わりを見届ける者として あなたがいた証だけを胸の奥に 灯してひとり 次の朝へ向かう
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