第六感 詩 X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2025.06.05 耳をすませば 聞こえる気がした まだ誰も 言葉にしていない声 風の奥 光の裏側 ひとつの「気配」が そこにいた 目には見えない でも たしかに感じる ふいに背をなぞるような静電気 心の奥で 鐘が鳴る それは 真実かもしれないし ただの幻想かもしれない だけど 世界がわたしに 「まだ知らないことがある」と教えてくれる 第六感 それは 未来の扉の ほんのわずかな隙間 そこから わたしは手をのばす まだ名もないものに ふれるために