眠りの庭で 詩 X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2025.06.02 ひかりの届かぬ 庭の奥眠るものたちの 吐息が揺れる葉の上に残る 名もなき記憶それは だれかの 夢のなごり 遠くで 水がこぼれる音時間さえ ここでは眠ってるわたしは まだ 歩いているいつか見た やさしい手を探して 願いは 声にはならなくてただ まぶたの裏に浮かぶだけでもそれでいいと 風が言う悲しみは いつか 歌になるから
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